ご挨拶


当社は創業100年になる紙卸商を前身にして設立された会社です。

紙というネットやテレビでは伝えられない温かさや感性を大事にしてきました。

 モノを作れば売れる時代からすでに良いモノを作っても通用しない時代に変化してきました。モノが溢れている現代消費者の選択肢は膨大にあり、その中から選ばれるには素材、佇まい、そして相応しい顔づくりとその販路選択が必要になってきます。

ブランドは工場で作られるものではなくその価値を認めた消費者の心につくられるものです。消費者にとってどんな意味があるのか、その意味が見いだされ、また実感された時に初めて商品に価値が生まれブランド化されます。生産者、メーカーが心血を注いで作る商品は消費者に選ばれるブランドになっているでしょうか?

ブランドとは、そのものの質と佇まい  (商品自体と外装も含めたデザイン)という”モノ”と歴史・伝統・物語と情報という”コト”が加味された客観的な判断と言えます。質だけをいかに巧みに語ってもそれだけでは感動がありません。

 人が感動するのは哲学や感性です。日本にはひとりひとりのお客様を大切にする「おもてなし」の文化、伝統があり、この古くて新しい売り手と買い手をつなぐコミュニケーションを通じて、いかにそれぞれの人にとっての意味を提供できるかが重要になってきています。

 コミュニケーションできる限られたメッセージがデザインです。例えば当社が提案するパッケージは、パッケージにクリエイティブなメッセージを加えることで単なる”入れ物”としてではなく中身の商品を引き立てる役割を持ち、商品のみならず貴社のブランドイメージをも高めます。

またパッケージが捨てられずに使って頂けることによって人々の暮らしの中に溶け込み生活の中で心地よい存在として私たちと共に生活の一部となります。つまり、

 • 商品のクオリティをパッケージと共に伝える

 • 商品に対する想いやブランドイメージの向上

 • 過剰包装を止め、パッケージの二次利用ができることで環境にも優しい

当社は人と”モノ”の感動する出会いを求めて、目で見て楽しみ、耳で聞いて楽しむようにまさしく五感(視覚・触覚・聴覚・嗅覚・味覚)で楽しみ、暮らしに豊かさをもたらす時間と空間をブランドとして提供いたします。