2019年のニュース

超覚寺縁起

浅野家入城400年のこの年に菩提寺である超覚寺入国400年史編纂のお手伝いをさせていただきました。
超覚寺は元々紀伊国にあり寺領千石を持ち千年にも及ぶ天台宗の古刹でした。村上天皇の流れを引く北畠氏が代々住職を務めていました。25世の時代親鸞聖人に帰依し浄土真宗に改宗して寺号を弥勒寺改め超覚寺とし京都本願寺顕如御門跡の末寺になりました。26世慶清(伊勢国司北畠式部卿具親の子)の時本願寺顕如上人の息女・光姫をめとりましたが、伊勢の国司北畠氏は織田信長との戦に敗れ信長の次男信雄を養子に迎え跡目を譲ることで和解をします。その後北畠氏は信長親子に暗殺され、清洲会議の時織田家の跡目相続のために信雄は織田姓に戻し伊勢の国司としての北畠氏は滅亡します。しかし北畠の血は超覚寺の住職として綿々と昭和20年まで続きます。
超覚寺にはこうした縁起をひもとく手がかりになる過去帳が残されています。歴代住職及び門徒に関わることだけでなく、その時代に何が起こり歴史がどのように動いたか、各年代の住職により詳細に記されています。浅野氏入城400年の年に、同じ時代を見守ってきた寺として、事実を伝えるこの覚書をまとめさせていただきました。
父親から聞かされていた北畠氏のことや超覚寺のことを史実として知ることができ、またこの時に生きていて400年史の編纂をお手伝いできたことに感謝しております。
表紙には広島城下町絵図を使用させていただきました。江戸初期の広島絵図の京口門近くに”寺”と記されておりますが、これが超覚寺だと思われます。

また超覚寺は浅野家からの信任厚く、家老であった上田家の和風堂扁額の紀文依頼についても祇園余一との仲介役を担わされています。
資料の収集からそれらをまとめて頂きましたのはコピーライターの松上三智さん、デザイナーはアンドの小串理さん、撮影は花田憲一さん、監修は中道豪一さんです。
広島城、郷土資料館、そして上田流お家元には多大なるご協力をいただきました。そしてこの事業を発案され過去帳をまとめて頂きました超覚寺17世住職和田隆彦住職に重ねて感謝申し上げます。

2019年度HADC公開審査、授賞式

広島アートディレクターズクラブ

受賞作品ページ(作品画像付)を公開しました。

■AWARDS 2019
https://hiroshima-adc.com/awards/awards-2019/

今年もHADCの公開審査と授賞式が賑やかに開催されました。今年は尾道の若手デザイナーの活躍が目に止まりました。
HADC賞に谷麻美が輝きました。

2019年度広島グッドデザイン賞

桐葉菓

 

歴史ある商品をさらに進化させ、仕上がりの質が素晴らしく、すべてが調和した美しくも奥ゆかしいデザイン。外装ではグラデーションを使っているが、個装ではこれを排除することで、メリハリがついている。

11月7日広島グッドデザイン賞の授賞式が中区紙屋町のシャレオで開催されました。当社からはやまだ屋様の桐葉菓が奨励賞を受賞しました。デザインは地域デザイン研究所の納島さんです。励賞の方々を代表して副市長から選定証を頂きました。

2019年度広島グッドデザイン賞も多くの方々を迎え賑やかに開催されました。今年も地域デザイン研究所の作品が多く受賞しています。

2019.11.9 HADC 公開審査結果

HADCの公開審査が開催されました。以下受賞作品です。今年は尾道の若手デザイナーの活躍が目を引きました。

 

https://hiroshima-adc.com/awards/awards-2019/

 

 

 

 

 

11月から販売されたパンプキンもみじです。とてもクリーミーな美味しいもみじ饅頭です。デザインは地域デザイン研究所の藤本ひかるさんです。

" と、つくる "

広島市産業振興センターがデザイナーの紹介用の冊子 " と、つくる" book にやまだ屋さんの桐葉菓が大きく掲載されました。
表紙、グラフィックデザイナー紹介ページ、また事例紹介ページにはやまだ屋中村社長、地域デザイン研究所の納島さんのインタビュー概要と多くを取り上げて頂きました。
やまだ屋さんでは上田宗箇入国400年を記念して、20年続いたパッケージをリニューアルされました。
今までご愛用頂いているお客様をリニューアルすることで迷わせることなく、この特別なお菓子をあるべき姿に表現しました。
上田宗箇流お家元から頂いた菓銘 "桐葉菓" が上田宗箇400年の歴史を感じていただけるように、パッケージの緑色は上田宗箇愛用の紐の色と古田織部の茶を引き継いだ織部焼の貫入を表現しました。この包装紙もまた手提げ袋に採用した400年の歳月を感じさせる緑色グラデーションもとても高い印刷技術を要しました。
このデザインが広く多くのお客様に今まで以上に愛されることを願っております

超覚寺広島入国400年記念屏風

今年は浅野家入城400年ですが我が家の菩提寺である超覚寺も入国400年を迎えます。それを記念してこの400年の歴史を見て頂くために屏風と冊子を作ることになりました。その屏風を先月納品させていただきました。この屏風には超覚寺に残った過去帳の中から広島入国時のこと、浅野幸長公、長晟公の覚書や歴代住職であった北畠家のこと、浅野家との関わり、豊臣家、徳川家のこと、戊辰戦争のこと等多くのことが記されています。デザインは地域デザイン研究所の青木朝生さんです。製作はブロックスの小川原隆之さんです。

マリーナホップAmazon展

7月20日からマリーナホップでAmazon展が開催されます。やまだ屋さんでは記念してイベント用もみじ饅頭の販売をされます。デザインは地域デザイン研究所の青木朝生さんです。

ヨーグルトもみじ

やまだ屋さんから日曜日、ヨーグルトもみじが発売になりました。乳酸菌入りのすっきり感が絶妙です。
デザインは地域デザイン研究所の青木朝生さんです。

H.A.D.C発刊パーティ

昨日はH.A.D.Cの10周年でした。賛助会員ながら最初から参加させていただき感慨もひとしおです。
私ごとですがこの度お店の照明工事を請け負いました。その照明はブランドデザインを象徴する内装と、ディスプレイが映えるためのものですがそれはお店のコンセプトを具現化するグラフィックデザイナー、スタイリスト、カメラマン、コピーライター、皆さんの協力で出来上がったものです。こうして様々な仕事のベクトルが同じ方向を向いた瞬間、今の仕事をさせていただいて本当に良かったと思うとともにこれもH.A.D.Cで知り合えた方々のお陰だと感謝しております。これからも20年、30年と続き広島がデザインで溢れることを祈念いたします。

パンフレット

6月12日、RAKU山田屋さんの広島レモンを使った新しいお菓子と、パンフレット用の撮影でした。
カメラマンは花田憲一さん。デザイナーは小串理さん。

ガトーフロマージュ鏡の池 桜の高舞台

4月5日RAKU山田屋ブランドから新しく出されるガトーフロマージュの写真とこの時期季節限定の桜の高舞台の撮影を行いました。カメラマンは花田憲一さんです。

ラングドシャ塩の華

今年モンサンミッシェルと宮島の観光姉妹都市10周年を記念してRAKU山田屋さんから新しいラングドシャができました。その撮影をさせていただきました。撮影は花田憲一さんです。

ぐるなび ippin

やまだ屋さんの桐葉菓が食べログのippinに紹介されました。

 

 https://ippin.gnavi.co.jp/article-16427/

浅野家入城400年記念事業

 

桐葉菓PRESS用資料

お茶室"早瀬庵”がご披露されました

2月6日はやまだ屋さんのお茶室”早瀬庵”のご披露がありご招待頂きました。和菓子屋さんに本格的なお茶室が出来上がりとても風流です。
立礼式のお茶室もあり高齢の方や外国からのお客さんも喜ばれると思います。
もみじ饅頭の手焼き体験コーナーも併設され私もチャレンジ!
見た目はイマイチですが焼きたてはかなり 美味しい!

超覚寺広島入国400年記念事業

菩提寺である超覚寺も今年で広島入国400年になります。400年に当たり当寺に保存されている過去帳に記載されている時代時代の変化や歴史をを見て頂ける機会を作りたいと思います。
住職に抜粋していただき撮影をしました。入国した当時のこと、徳川家、浅野家のことまた我が先祖である北畠のことを目にして大変感動しました。父親から聞いていたことではありますが目の当たりにすると身の引き締まる思いがします。
 合わせて当寺には浅野家ゆかりの方々の墓所も多くありますので江戸時代末期、明治の初めの広島市の地図を描き起こそうと思います。お城を中心に浅野家のご家来衆一人一人の屋敷が記されています。檀家の皆さんだけでなく多くの方々にとっても大変興味深い史料です。

お茶室”早瀬庵”

やまだ屋さんの大野工場ではこの度お茶室と手焼き体験のできる"早瀬庵 "が完成しました。お茶室へ続く道は周りの雑踏を遮った空間を作り出しています。一般公開が楽しみです。

桐葉菓リニューアル販売

2月1日からやまだ屋さんの桐葉菓がリニューアルされました。
個包装のフィルムは作りたての美味しさが届けられる構成になっています。包装紙の緑色は上田宗箇所縁の、上田家に代々伝わる紐の色を再現してあります。400年の年を経て微妙な色を醸し出しています。織部の茶を継いだ宗箇に因んで織部焼きの貫入を合わせてデザインしてあります。手提げ袋はこの緑色のグラデーションになっており包装紙と合わせ製版と印刷技術者の匠のなせる技です。手提げ袋は印刷技術を競う世界大会に出展予定です。タイトルの桐葉菓は上田宗箇流16代お家元の直筆です。デザインは地域デザイン研究所の納島さんです。

やまだ屋様大野工場早瀬庵展示

1月24日やまだ屋様の大野工場早瀬庵の展示を行いました。上田宗箇広島入国400年に合わせて茶室を作られましたので上田宗箇の紹介の展示も合わせて行います。
デザインは地域デザイン研究所の納島さん、コピーは松上三智さん、施工はブロックスの小川原さんです。
江戸末期明治元年の広島の地図も復元しました。浅野家のお侍の住居が細かく出ています。それぞれの道を見てみますと紙屋町、八丁堀、立町と現存する名前が見れますし横川橋もあります。とても興味深い地図です。ぜひお立ち寄りください。

ミニオンズ

エディオン様ではミニオンズのキャラクターグッズの販売を始められました。

今後はオリジナル商品も開発されますがそのお手伝いを当社もさせていただきます。

上田宗箇広島入国400年祭 早瀬庵展示パネルとポスター

上田宗箇広島入国400年祭に向けてやまだ屋様早瀬庵にてお茶室開きと共に開催される上田宗箇展の展示パネルとポスターです。

江戸時代の浅野藩城下絵図と廣島絵図です。地域デザイン研究所さんで古図を描き起こして頂きました。上田主水の上屋敷、我が家の菩提寺超覚寺も見えます。

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。昨年は本年度に向けて新しい仕事の準備の年でした。

本年度は皆様にそれぞれの仕事をご紹介できると共にさらに来年に向けて新たな挑戦の年でもあります。どうぞよろしく小貝いたします。